FOCUSα-A(FOCUS for Asphalt)は、アスファルトのひび割れを0.5mm単位で検出するための撮影装置です。
専用架台に4Kビデオカメラおよび照明器具を取りつけ、時速5km以下で移動させながら撮影します。
▶ 特徴
- 4Kビデオカメラの2台使用で、広範囲を撮影(W2700×D700mm)
- 撮影中は、7インチモニターで画像確認
- 組立式で、ライトバンで運搬可能
- 一定距離移動毎にレーザーを照射するため、ひび割れ解析を行う画像の検出が容易
- 発電機を使わないため、騒音や臭気が気にならない
▶ 撮影について
- 架台を作業員2名で押して移動させます。
- ビデオカメラによる撮影のため停止する必要が無く、連続して撮影を行えます。
- 一定距離移動するとアスファルト上にレーザーを照射し、レーザーが写っている画像だけひび割れ検出を行います。
▶ 撮影後に行うこと
- 動画を静止画に変換
- 画像データの整理
- 画像データを解析してひび割れ検出
- ひび割れ検出結果を縮小して接合
- 変状箇所(ひび割れ幅、長さ)の特定
- 成果品・報告書の作成
▶ 検査結果サンプル
- アスファルトのひび割れを、0.2mm単位で検出した例
- アスファルトのような色が濃い場合でも、抽出可能
- スケッチでは困難な細かな分岐も正確に反映
アスファルトのクラック画像
ひび割れ検出結果
※ アスファルトの場合、通常は0.5mm単位で検出しますが、0.2mm単位でも検出可能です。
※ 検出結果を重ねると見えづらくなるため、画像と検出結果を分けて表示しています(重ねて表示することも可能です)