横波超音波の一種であるSH波を利用して、厚さ6mm以下の薄鋼板のきずや錆等の腐食を調査する装置です。
超音波を発生させる探触子を鋼板に当ててSH波を入射すると、鋼板に沿って伝播し、腐食部分で反射されて戻ってきます。
反射波の有無によって腐食が確認でき、反射波が戻るまでの時間と薄鋼板の音速の関係から、腐食までの距離が確認できます。
(NETIS登録番号:KT-180106-A)
▶ 点検対象
- ドラム缶
- 空調ダクト、配管
- ガードレール、標識、看板などの支柱
※ 上記以外でも対応可能な場合があります。お気軽にご相談ください。
▶ 点検結果
▶ 特徴
- きず・錆の有無を短時間で確認
- 鋼板の表面/裏面を同時に探査
- 金属であれば材質を問わず探査可能
- コンパクト設計・バッテリー駆動で持ち運び簡単(バッテリー駆動時間8時間)
- ダイレクトキーで直感的な操作
- 大容量内部メモリー(測定データを500万件以上保存)
- 薄鋼板が他のものに接触している状態でも探査可能(※ 粘性が高いものは探査範囲が狭くなります)
▶ 仕様
▶ 探査結果サンプル
- 200Lドラム缶の内面腐食探査の例
- 『広範囲の腐食』は、エコーが連続して発生した箇所
▶ 実績
- ドラム缶内面腐食調査
- 看板支柱腐食調査
▶ レンタル
超音波探査装置SHEEDはレンタルも行なっております。お気軽にお問い合わせください。
レンタル期間は1週間から承ります。(レンタル期間によって割引いたします)
▶ 参考資料(pdfファイル)