3-1 外観検査(FOCUS:Fine Optical Concrete Surface Survey System)
- 撮影画像からコンクリートのひび割れ・剥離などの変状を調査します。
- トンネル、橋脚、鉄塔などが主な点検対象です。
- 最大70m離れた場所からでも検査することができます。(※ 構造物との間に遮蔽するものが無い場合に限る)
- コンクリートは、ひび割れや幅を0.1mmから検出できます。
- 鉄塔の場合、錆、ボルト欠損等を確認できます。
- 点検結果を画像として保存できます。
- トンネル点検の場合、チョーキングの誤記・記入漏れ防止にも活用できます。
3-2 コンクリート探査装置
- 超音波でコンクリートのひび割れ深さや内部欠損を検査します。
- 無筋コンクリートの場合、最大10mまでの検査可能です。
- コンクリート表面を炭素繊維シート等で補修した場所も検査可能です。
3-3 超音波探傷装置
- SH超音波で薄鋼板のきず・錆等の欠損を調査します。
- ドラム缶、ダクト、金属管などが主な点検対象です。
- ドラム缶は内面の腐食状況を、外面から調査できます。(内容物が入っている状態でも調査可能です)
- SH超音波のため、一度に広範囲を探査することができます。