デジタルカメラで撮影したコンクリート構造物の高精細画像から外観検査を行う技術です。
自社開発のソフト『FOCUS』で、ひび割れの幅・長さを解析します。
足場設置や高所作業車を使わなくてもよく、点検者の熟練度に影響されない安定した結果が得られます。
▶ 特徴
- 画像からひび割れ幅毎に色を分けてを自動抽出
- はく離・遊離石灰・腐食・経年変化等も確認可能
- 目視・打音検査のチョーキングや補修の記録にも有効
▶ 業務内容
※撮影のみ、撮影~解析・接合等、お客様のご要望に合わせてご対応いたします。
▶ 点検対象
- コンクリート構造物(トンネル、橋脚、床版、外壁等)
- アスファルト
- 鉄塔、風力発電設備
※ 上記以外にも対応可能な場合があります。お気軽にご相談ください。
▶ 点検結果
▶ 撮影条件
- 撮影距離は2~70m
- 撮影範囲(1カット)は抽出精度に合わせて決定
- 撮影角度は、仰角45°以下(正対が望ましい)
- 強風・降雪・雨天時の撮影は不可
▶ 抽出精度と撮影範囲の関係
『FOCUS』は1画素単位で解析するため、ひび割れの抽出精度と撮影範囲には次のような関係があります。
※ 抽出精度とは、検出する「最小ひび割れ幅」です。
▶ 調査実績
- コンクリート擁壁、外壁のひび割れ
- ボックスカルバートのひび割れ
- 橋脚・床版のひび割れ・変状確認
- 鉄塔の変状確認
- コンクリート天井のひび割れ
▶ 参考資料(pdfファイル)